動物も腱鞘炎になる~競馬編~
気付いた時は痛くなっている…腱鞘炎は、本当に厄介な症状です。
腱鞘炎は「動かさなければ大丈夫」といいますが、指や手首等々、どうしても動かしてしまう部分に発症するわけで…。
そんな腱鞘炎ですが、人間だけが発症する症状ではありません。
実は、動物も腱鞘炎を発症するのです。
例えば2012年10月14日、競馬の秋華賞がありました。
その秋華賞の優勝候補といわれていた「パララサルー(競馬名)」が、両前脚の腱鞘炎によってレースを回避したそうです。
そして改めて、もう一度精密検査を受けたところ、軽度の腱鞘炎であることが判明…(「安心して使える馬場状態の限界を超えていた。」そうです。)
現在、完治させるために北海道の追分ファームリリーバレーに放牧されています。
(※ちなみに、2013年春の復帰を目指しているそうです。)
私たち人間であれば、「痛い」と言葉を発することで、症状の度合いを推し量ることはできます。
しかし、動物は人間の言葉を話すことはできません。
ましてや馬にとって、脚の損傷は命取りになりかねない疾病でもあります。
2013年春に復帰する「パララサルー」…多少なりとも競馬に興味がある私にとって、非常に気になる存在であるのは言うまでもありません。