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腱鞘炎~「中華人民共和国職業病防治法」で批准~

最近、頻繁に取り上げられている「オフィスワーク職業病」をご存知でしょうか。

仕事をし続けた結果、肩こり/頭痛/ドライアイ症候群といった症状に悩む人たちを指します。

そして今、腱鞘炎もオフィスワーク職業病の1つになっているのです。

 

例えば飲食店等々の仕事で、トレイを持って注文の品を運ぶホール係を担当しているとします。

その結果、手首に負担がかかり過ぎ、腱鞘炎を発症してしまう…

 

もちろん日本でも、腱鞘炎はオフィスワーク職業病の1つに認められているわけですが、それが法律で定められているわけではないのです。

仮にオフィスワーク職業病:腱鞘炎を発症し裁判を起こしたとしても、勝てるかどうかわかりません。

それ故、日本はそうした環境が依然として遅れているといえます。

 

そんな中(2012年1月)、日本の国会に相当する中国全国人民代表大会において「中華人民共和国職業病防治法(通称:防治法)」の改定案が取り上げられ、常務委員会によって批准されたのです。

そして「中華人民共和国職業病防治法/改定案」が批准されたことによって、新しくある項目が法律で決められたのです。

その項目とは、オフィスワーク職業病を職業病として認定したことにあります。

 

その結果、中国におけるオフィスワーク職業病の症状は、過労死/視力損傷/眼精疲労/腰痛/頸椎損傷など…そして腱鞘炎も含まれることになったのです。

それまで中国は国際的に比較しても職業性疾病として認定していた範囲は、非常に狭い範囲でした。

しかし法律が制定されたことによって、国際水準にひけをとらなくなったのです。

 

そして「中華人民共和国職業病防治法/改定案」の発起人の1人:広東省職業病防止・治療院院長の黄漢林(ホアン・ハンリン)氏は、次のように話しています。

「現在、広東省で1年間に申請される職業性疾病の件数は300~400件だが、認定範囲の拡大によって数倍に増加するだろう。」

こうした中国の改定案を通じて、日本においても今以上に「オフィスワーク職業病」に対して、法整備がなされるべきだと考えられています。