腱鞘炎と食のあり方
私たちは腱鞘炎を発症させない(=予防)・再発させないためにも、治療院でしっかり施術を受ける必要があります。またそれに加え、私たちにできることとして、毎日の運動(=ストレッチ)を行うことも重要です。
そうした生活習慣を踏まえた中、私たちは他にどのようなことを心掛けたら良いのでしょうか。何をすれば、腱鞘炎の予防に繋がるのでしょうか。
実は、食生活を変えることが腱鞘炎の予防に大変役立っているのです。そして食物の中で、最も腱鞘炎に効果があるもの…それがヒアルロン酸です(=食物でなく成分です)。
そのヒアルロン酸が多く含まれている食材=豚足・ウナギ・鳥の手羽先・フカヒレ等々です。どれも美味しい食材ですが、普段から頻繁に食することもできないと思います(=高価な食材が多い)。しかし腱鞘炎を早く治したい場合には、積極的に食するべき食材です。
またヒアルロン酸ほどの効果はありませんが、イソフラボン(=成分)も腱鞘炎に効果があるといわれています。私たちの周りには、イソフラボンが多く含まれている食材を、毎日食している人も多いのではないでしょうか…納豆などの大豆食品・油揚げ等々…
さらにネギ・ショウガも、腱鞘炎に効果がある食材として知られています(=お味噌汁・冷奴の薬味として使います)。
しかもこのような食材は、腱鞘炎に効果があるばかりではありません…(血栓を防止する・血圧を下げる・血糖値を下げる・免疫力をアップさせる・発汗作用・利尿作用・疲労回復・腱鞘炎の痛みに効果がある鎮痛・消炎効果など)…私たちの身体に、様々な効果をもたらしてくれるのです。
確かに、私たちは腱鞘炎に効果がある食材を摂取することはできます。しかし、その食材ばかりを食べることが、現実的に困難であることに直面します。そういうときに必要な栄養補助食品=サプリメントの力を借りることもアリだと思います。実際、数多くのサプリメントが薬局などで販売され、多くの人々がサプリメントを摂取しています。
(私も、ヒアルロン酸系サプリメントを栄養補給として摂取しています。)
日々の運動を怠らず、食材に気を付けながら足りない部分はサプリメントで補う…そうすることが、腱鞘炎を改善の方向へ導いてくれるのです。
(運動だけでも…食材だけでも、腱鞘炎は治りません。両方をしっかり実践してこそ、腱鞘炎の効果が表れてきます。)