TOP > 腱鞘炎の基礎知識~仕組みと構造~ > 腱鞘炎~肘と足~
▽スポンサードサーチ

腱鞘炎~肘と足~

ここからは、身体の様々な部分に発症する腱鞘炎について考えてみたいと思います

○肘の腱鞘炎…
「物を持ち上げる/投げる/ひねる」といった動きに関わる肘は、腕全体の中心点をなしています(指先←肘→肩)。特にひねるという動作をする場合、かなり強い負荷が掛かります(=特にスポーツ選手にとって、肘への負荷は悩みの種でもあります)。
肘の腱鞘炎の原因として…「肘の関節自体を痛める」「肘から手首にかけて痛める」等々が挙げられます。前者の原因はスポーツ選手に多いのですが、後者の原因は主婦層に多く見受けられる腱鞘炎です。
何故、主婦が肘の腱鞘炎を~?…加齢による筋肉・腱の老化はもちろんのこと、長年の家事の蓄積が、一気に肘に跳ね返るからだといわれています。
また肘の腱鞘炎に拘わらず、すべての腱鞘炎の治療として…炎症患部を安静に保つ・負荷を掛けないことが重要です。ただし、肘はどうしても動いてしまうので、テーピングなどで動きを制限する必要もあります。
さらに肘の腱鞘炎の特徴として、手や手首と違い、症状に気付くのが遅くなることが挙げられます。そのため気付いた時は、すでに症状も重症化→往々にして、慢性的疾患を発症する場合も多いのです。そうならないためにも、作業中に肘を意識することも必要です。例えば物を持ち上げる時、手先や手首だけでなく肘も意識してみてください…肘にも想像以上の負荷が、掛かっていることに気付くはずです。
肘は、腕全体の中心点です。何をするにしても、負荷が掛かることを忘れてはいけません。

○足の腱鞘炎…
手先や手首と比べると、足の腱鞘炎は少ないと感じるかもしれません。しかしサッカーや陸上選手は、想像以上に足の腱鞘炎に悩まされています。
足の腱鞘炎の炎症部分は、膝・足首・足の甲部分が挙げられます。
特に足首にあるアキレス腱は、人間の腱の中で最も大きい腱です。確かにアキレス腱は、身体の全体重を受けても大丈夫のように強く・太く作られているので、手先や手首に比べると腱鞘炎になりにくいといえます。
しかし、何をするにしてもダイレクトに全体重の負荷が掛かるわけです。例えば激しいスポーツをし続ければ、徐々に負荷が蓄積され→アキレス腱の腱鞘炎を発症することになります。
足の腱鞘炎の対策として、テーピングやサポーターをすることで足に負荷を掛けないことが重要になります。とにかく歩くだけでも負荷が掛かるので、力を掛けない・走らない…炎症患部を安静に保つことを心掛けるべきです。