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腱鞘炎~指と手首~

○指の腱鞘炎…
ギターやピアノの演奏者・キーパンチャー・手芸細工(手先の細やかな作業)等々…指の腱鞘炎を発症する人の特徴として、指を酷使する=職業病というイメージが付いて回ります。指の腱鞘炎の症状として…指の曲げ伸ばしをする時、「妙なひっかかり」を感じます。「妙なひっかかり」→腱と腱鞘の間に起こる摩擦(=炎症)→痛みや腫れを引き起こします。
また、手の指の腱鞘炎はよく聞くと思いますが、足の指の腱鞘炎についてはあまり聞くこともないと思います。しかし足の指にも腱がある限り、腱鞘炎を発症する可能性はあります。
(ちなみに「足の指がつる」ことがあると思います。それは、あまり動かすことのない足の指を過剰に動かした時に起きる現象です。)
指の腱鞘炎を予防するには…とにかく、適度な休憩をもうけることです。目安として、1時間に5~10分程度の休憩…そうすることで指の腱鞘炎を予防するばかりでなく、慢性的疾患癖を防ぐことにも繋がります。

○手首の腱鞘炎…
指の腱鞘炎と同じぐらい頻度の高い症状が、手首の腱鞘炎です。とにかく、手首を繰り返し使う(手首を返す運動)人に多く見られます。手首の腱鞘炎は指の腱鞘炎と違い、防御(=安静)することが難しい部分でもあります(=絶えず動かしてしまう)。そのため気付いた時には、慢性的症状を発症している傾向があります。
そして手首の腱鞘炎で代表的な疾患といえば、ドケルバン腱鞘炎です。
ドケルバン腱鞘炎の特徴として…手首の腫れ/物を掴む・握るといった動作をする時、強い痛みを感じます。
また手首の腱鞘炎の場合、外傷が要因となって腱や腱鞘を圧迫→結果として、腱鞘炎が発症してしまうケースもあります。
(外傷…捻挫・打撲・ガングリオン=手足などの関節にできる腫瘍)
手首の腱鞘炎の治療法は肘の腱鞘炎と同じように、サポーター・テーピングで関節の可動域を狭めることが重要です。(動きを制限することで、手首に負荷をかけないようにする)
このように「肘・足・指・手首」…様々な腱鞘炎について検証してみまた。
腱鞘炎の厄介なところは、一度発症してしまうと慢性化しやすいことです。そして長い期間、安静(=かばい過ぎる)にし過ぎると、仕事・家事等々にも支障が出てしまう可能性があることです。
私たちはそうならないためにも、普段の生活でしっかりした予防対策(=腱に負荷をかけ過ぎない)を心掛ける必要があると思います。