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腱鞘炎に対するレーザー治療の効果について

みなさんは、様々な治療法がある腱鞘炎の選択肢の1つに「レーザー治療」があることをご存知でしたでしょうか。

 

レーザー治療の最大の利点は、皮膚を透過して悪い部分に照射することによって、痛みを抑制することにあります。

腱鞘炎によるレーザー治療は、レーザー照射によって腱や腱鞘部分に発症している炎症を抑制します。

そしてレーザー治療の場合、ステロイド注射のような痛み/レーザー照射によって皮膚が熱くなるといった症状も起こりません。

 

さらに言うならば、温熱療法や電気療法のような治療より、効果が期待できるといえます。

しかし、レーザー治療にも副作用があることを理解しておく必要があります。

 

腱鞘炎の場合、腱や腱鞘の炎症している部分にレーザー照射するわけですが、その周辺の筋肉群に刺激が伝わることによって、柔軟性があった筋肉群が硬直する場合が考えられます。

また炎症部分にレーザー治療をした時、炎症患部の痛みがすごく楽に感じると思います。

 

実は炎症部分(痛みを感じる)により強い刺激を与えることによって(レーザー治療)、炎症患部の痛みを紛らわせているのです。

例えば歯が痛む時に冷たい水を飲んで、一瞬でも痛みを麻痺させることと同じ状況が考えられるわけです。

 

その他の副作用として、発赤・蛋白変性・血液凝固・蒸散・組織の変化…そして、身体のだるさを感じる場合もあります。

(※ちなみに上記に明記した症状は、高出力高反応レーザーを照射した時に発症する可能性があるわけで、通常使用される、低出力低反応レーザーでは発症しません。)

 

私たちはそういうことを念頭に置き、医師ときちんと話し合うことによって、レーザー治療に取り組む必要があります。

 

最後に日本におけるレーザー治療の歴史について、少し触れておきます。

日本におけるレーザー治療の始まりは、1970年代です。

その当時は、気体レーザー(ヘリウムネオンレーザー)が治療に利用されていました。

また1980年代に入ると、気体レーザーに変わり半導体レーザーが治療に利用されるようになりました。

そして現在、低出力レーザー治療が普及によって、照射をしても皮膚(外観)に影響を及ぼさないようになったのです。

ただし、レーザー治療を身体のあらゆる部分に照射していい訳ではありません。

生殖器や目へのレーザー治療には、十分な安全性が確立されていません。