腱鞘炎に対する整体院・カイロプラクティックの考え方
腱鞘炎は、炎症部分だけが痛くなるわけではありません。
腱鞘炎を発症することで、[肩こり・首の痛み・腕のしびれ・手のしびれ・腕が上がらない(四十肩・五十肩)・手の冷え・手の多汗症・腕の筋肉の痙攣・腕の筋肉痛・肩や肘が硬い]等々、あらゆる症状を併発します。
(足の腱鞘炎を発症すると、下半身全体→身体全体に不調を発症することになります。)
そうした全身のバランスを崩す→不調を併発する腱鞘炎にとって、整体院/カイロプラクティックの施術が非常に有効なのです。
もちろん、それには理路整然とした根拠があります。
腱鞘炎(=手指)の異常…肩から指先にかけて、脊髄神経から枝分かれしている腕神経叢(=わんしんけいそう:神経の束)が走っています。その腕神経叢の一部分に、(神経)圧迫が発症→腱と腱鞘が摩擦を起こすことで、腱鞘炎を発症します。
実は脊髄神経の頚椎4番~7番は、腕神経叢を通って手に向いて流れているのです。
(脊髄神経は、脳からの指令を末端神経に伝達する役割を担っています。)
つまり腕神経叢に(神経)圧迫が起こると、無条件に手や指先に神経伝達が麻痺するわけです(=腱鞘炎を含め、手・指先の不調)。
[~腱鞘炎は頚椎の歪みによる神経圧迫が、根本的原因なのです~]
整体院/カイロプラクティックの施術では、頚椎の矯正(調整)がメインになります。
頚椎を矯正(調整)→歪みによって圧迫された神経=腱鞘を矯正(調整)→手・指先の歪みも矯正(調整)され、腱鞘炎が改善されるのです。
また整体院/カイロプラクティックの施術では、脊髄の歪み=脊椎の歪みと考えています。つまり身体の微妙な歪みが全身の歪みとなって、腱鞘炎以外の様々な症状を発症すると…。
確かに腱鞘炎の治療には、サポーターやテーピング・薬物治療・手術などを要する場合もあるかもしれません。しかし根本的原因を治す=自分自身に内在する自然治癒力がベストなのです。
腱鞘炎は、炎症部分の痛みを取り除けば完治というわけではありません。手・指先の腱・腱鞘が歪んでいるということは、身体全身の歪みに通じているのです。
よく覚えておく必要があります…炎症部分だけの治療は、その場凌ぎの治療であることを…(身体全体の調和を狂わすだけです)…
長い間、腱鞘炎に悩まされているみなさん…是非、整体院/カイロプラクティックの施術を受けてみてください。